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PIANO PIANO 肥後橋本店 News

イタリアの野菜が入荷中!!!

日本と同じく、四季のあるイタリアでは
冬から春に向けて
季節を感じられる野菜がたくさんあります。

radicchio-puntarelle

緑のシッカリした水菜のような野菜が
「プンタレッレ」です。

独特の辛味がある、ローマの野菜です。

ナイフで縦に裂き、水にさらすと 
クルクルとした愛らしい形になり
シャキシャキの食感が特徴的です。

アンチョビ風味のサラダが一般的で
今回は、サッパリした
イワシのマリネと合わせました。
sardini.jpg

赤紫の鮮やかな色の野菜が 
ヴェネトで生まれた
「ラディッキオ ディ トレヴィーゾ」です。

大きく細長いのが
「プレコーチェ」と呼ばれる
早熟な品種のラディッキオです。

手前の葉が1本1本バラバラの
「タルディーヴォ」と呼ばれる
晩生のラディッキオです。

11月頃から寒さが増し、霜が降りると
ラディッキオは鮮やかに色づきます。
「プレコーチェ」はそのまま収穫。

「タルディーヴォ」は根っこから引き抜き
寒空の下、水槽に入れられます。

10日程すると、外側の葉が枯れ
内側に新しい芽が育ち
花が咲いたように
やがて、鮮やかな葉が出てきます。

これが「タルディーヴォ」です。

独特の甘みと ほろ苦さがあり
シッカリした歯ごたえは
他にない味わいです。

radicchio.jpg
今回は
自家製パンチェッタと一緒に
リゾットにしました。
トリュフ風味のスペシャルバージョンです!!

finocchio.jpg
「フィノッキオ」です。
日本では「ウイキョウ」 英語で「フェンネル」と呼ばれ
地中海沿岸で栽培されていて
肥大した株の部分を食します。

生で食べると、セロリのような、
レモングラスのような
爽やかな味わいです。

細い緑の色の濃い葉っぱも、香り付けとして、
種も香辛料として使われる
万能な野菜です。

イタリア語の
「フィノッキオ」=「オカマ」
 とか「ゲイ」を意味するのですが
この由来は よく分かりません。。。
アニスのような 
甘やかな香りがするからでしょうか??

今回は
ほど良く脂がのった「赤ムツ」をソテーし
オレンジとウイキョウのサラダを添えました。
akamutu.jpg

まだまだ、寒い日が続きますが
今しか味わえない
美味しい食材がたくさん入荷していますよ。
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  1. 2012/01/28(土) 22:51:33|
  2. 未分類

憧れのモンタルチーノへ。。。

イタリアワインの2大生産地といえば
王様バローロ、バルバレスコを産する
ピエモンテ州。
そして
個性豊かなワインで人々を魅了する
トスカーナ州。

その中でも今回、注目したいのが
偉大な生産地「モンタルチーノ」です。

images.jpg

16世紀半ば、
フィレンツェとの戦いに敗れたシエナの
最後の砦になったといわれる
モンタルチーノの要塞。

フィレンツェから南へ140km。
この小さな街の名を
世界的に有名にしたワインがあります。

「ブルネッロ ディ モンタルチーノ」です。

トスカーナで最も重要なブドウ品種
「サンジョヴェーゼ」

サンジョヴェーゼは とても気品高くエレガント。

cololino.jpg

メルローやカベルネソービニヨンに比べ
成熟するのが遅く
収穫時期も、1ヶ月近く遅いので
その収穫年の気候の影響が、
ストレートにワインに現れます。

生産者にしてみれば 
気難しく、扱いにくいブドウなのです。。。

「キアンティ クラッシコ」の主要品種である
このブドウの亜種で、より小粒で皮が厚く
南に位置する「モンタルチーノ」で植えられているのが
「ブルネッロ種(サンジョヴェーゼ グロッソ)」です。

「モンタルチーノ」は
サンジョヴェーゼが唯一
完熟する土地
だと言われています。

サンジョヴェーゼの一番の特徴は
そのシッカリと主張する酸味です。

ネガティヴなイメージのある この酸味は
ワインが熟成するにつれ
とても重要な要素の一つです。

「ブルネッロ ディ モンタルチーノ」の
法的 熟成期間は
木樽で2年を含む4年以上、
リゼルヴァで5年以上。


ブルネッロ本来の 強いタンニン、酸味、
果実味が調和し、エレガントで伸びやかな 
その姿を現すには
それなりの時間を要するのです。

法律にとらわれない、
自由な発想がひしめくイタリアワインの中で

生産者が その本拠地である
原産地呼称ワインの
確固たるブランドイメージを
守り続けようとするモンタルチーノ。

「サンジョヴェーゼ」に
こだわり続ける その姿勢は、

新しい風が吹き続ける
トスカーナの中で
伝統を守り続ける

最後の砦となるかもしれません。

そして、
本来の「ブルネッロ ディ モンタルチーノ」の
姿を感じたければ
飲み頃を待つ 忍耐も必要なのです。

しかしながら、
ピアノピアーノには
飲み頃を迎えた
「ブルネッロ ディ モンタルチーノ」が
皆様に飲んで頂けるのを
忍耐強く
待っていますよ。。。

montalcino

  1. 2012/01/23(月) 16:31:19|
  2. ワイン

日々のできごと 更新中。

近年の恒例行事となりました「えべっさん」に
スタッフ総出で お参りに行ってきました。

何となく、毎年「残り福」狙いで最終日に
お参りに行っていますが

先日、あるお客様に
「~残った福を、人より多めにもらおう~なんて、ダメダメ!!
 誰よりも最初に いいトコをガバッと取らなきゃ」と
アドバイスをいただき、少し反省。。。

それでも、
今年は日本中に
いい福きますように!!!
お祈りしました。。。


年末の大掃除で、
ついでにパソコンの写真も整理していると

ホームページ等に使えたら、と
こまめに撮影していた写真が チラホラ出てきまして、

ほんの1~2年前の写真のはずなのに
若いスタッフの顔つきが
全然違って見えて驚きます。

社会人になって、
悩んだり、仕事に対して責任感を持つと
表情も顔つきも しっかりしてくるもんだと
改めて、関心します。

毎日些細なことでも
積み重なって月日が流れ

振り返ってみると
努力の結果が垣間見られて
嬉しくなるものです。

ebisu

日々のできごと
更新しています。

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ピアノピアーノ 肥後橋本店
  1. 2012/01/12(木) 16:47:08|
  2. 未分類

スプマンテの王様。

新年、明けましておめでとうございます。
皆様に 幸多き一年となりますよう 
心よりお祈り申し上げます。

改めまして
21年目のピアノピアーノ。

原点に還り、もう一度
笑顔で より豊かな気持ちと 元気を皆様に
持って帰っていただける
店づくりを心がけていきます。

そこで。。。

まだ、ご存じでないお客様に 
20年来、ピアノピアーノが守り通している
とっておきのお話。。。

ピアノピアーノ肥後橋店に、
生ビールはありません。

スペース的な問題もありますが
食前酒として、
もっと飲んで頂きたいものがあるんです。

そう。
イタリアのスプマンテの王様。
フェッラーリです。

ferrari


ピアノピアーノでは、
「フェッラーリ・マキシマムブリュット」
常時、グラスでご用意しています。

ロンバルディアのフランチャコルタと同じく
シャンパーニュ方式「瓶内二次発酵」で
造られるこのワインは
 ドライで、しかも上品。

酸がキッチリあるのに 奥行きがあるので
心地の良い余韻が長く続きます。

それもそのはず。
丁寧に手摘で収穫したシャルドネを
なんと
36ヶ月の瓶内熟成で仕上げているのです。

こんな素敵なワインを
グラス1杯 900円でご提供しています!!

20年来ずーっとです。
フェッラーリの価格は少しずつ上がっていますが
頑張って、同じ価格でご用意しています。

レストランでもワインバーでも 
日本で最安値なのでは??

イタリアンを食べに来て頂いているのだから
ビールより
スプマンテ、フェッラーリを飲んで頂きたいのです。

イタリアには
ランブルスコやプロセッコなど
リーズナブルで
美味しい「泡モノ」は たくさんありますが
やっぱり
「フェッラーリ」は格別に美味しいですよ!!

これは ピアノピアーノが
オープン当初から通している
コンセプトの一つです。

変わることも 大切ですが
変わらないことも
大切です。



  1. 2012/01/07(土) 23:06:04|
  2. ワイン